Ferrari ラ・フェラーリ (イタリア)
世界5大モーターショーのひとつ、ジュネーブ・モーターショー(スイス)にて、
夢のスーパーカーが揃って世界初公開、お披露目されました。
まず、「ラ・フェラーリ」。 ”ラ”がヨーロッパっぽい響きですね~。
ラと聞くと、ラ・ムーを思い出した~。(←古い)
F40→F50→エンツォときて、その後継車にあたります。
フェラーリの中でも量産車ではなく、およそ10年に1回出すような
世界499台限定の渾身の車、フラッグシップのスーパーカーですね。
目玉としては、フェラーリ市販車初のハイブリッドカーで 「HY-KERS」を搭載。
F1でお馴染みの、ブレーキ時のエネルギーを貯めて再利用するシステム。
プリウスみたいに燃費向上というよりも、更なるパワーの為という感じですね。
6262cc V12気筒 800馬力+電気モーター163馬力で、合計963馬力 の
鬼に金棒を持たせた、まさに暴れ馬、モンスターマシンになってます。
フィオラノでエンツォより5秒も速かったとか… とてつもない速さですね。
写真 auto blog japan より
全体的なシュルエットは、458イタリアを大きくして、それにエンツォフェラーリ
の面影を入れた感じ… ヘッドライトはF12ベルリネッタだな…
最近のフェラーリデザインをいろいろ混ぜた感じだ。
ガルウイングドアで、いかにもスーパーカーらしい感じ。
サイドミラーが極端に飛び出てるのが印象的。
リアのデザインは一番好きかも。
T字が特徴的、美しい色気があります。 まさに音速のTバック!
この350km以上出る、超弩級のスーパーカー、ラ・フェラーリですが
価格は約1億6000万円で、既に完売してるようです。
確かに、この車買うような富裕層にとっては、激安すぎる!
しばらく乗って売っても、相当な買取り額でしょうし、タダみたいなものです。
フェラーリの官能的なミッドシップのV12、今はこれが唯一ですから
走る芸術品、これが乗れる人は、本当に羨ましい限りですね。
庶民はTVゲームのGT6にでも収録されるのを期待しましょう~。(^▽^;)
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ランボルギーニ・ヴェネーノ (イタリア)
こちらはランボルギーニ社50周年を記念して、永遠のライバル、フェラーリに
対抗すべく、ガチンコでぶつけてきた 「ランボルギーニ・ヴェネーノ」 。
伊のランボルギーニといっても、作ってるのは独のアウディだが…
アヴェンタドールをベースに、6500cc V12 750馬力のパワーで
最高速が355kmの、これまた超弩級のスーパーカーの登場!
リアのデザインの迫力は凄いな… まるでカブトガニのよう。
フェラーリが高貴、エレガントなら、ランボルギーニは無骨、ワイルド。
音楽でいうなら、クラシックとロックンロールほど違う感じ。
価格も仰天の3億6500万円。それも世界でたった3台のみの生産。
まぁこの目で一生見ることはないだろう… はぐれメタルのような車だ。
マクラーレンP1 (イギリス)
イタリア勢に対し、英国のマクラーレンも、マクラーレンP1 の市販型を公開。
3800cc V8ツインターボ+モーターのツインパワーで916馬力。
ラ・フェラーリと同じようなハイブリット車ですね。 価格は 約1億2500万円。
これも超高性能スーパーカーだが、このクラスともなると、12気筒が欲しかったな。
デザインも個性的なので、かなり好き嫌いはハッキリしそうだ。
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スーパーカー3台を載せましたが、他にも数多くのワールドプレミアした車
があって、空前絶後の華やかなショーになってます。
今年末には、隔年開催の東京モーターショーがまたありますが
ぜひとも今年は、フェラーリやランボにも来てもらいたいですね~。
このメーカーが展示してあるのとないのとでは、盛り上がり方が全く違う!
なんせイタリア車の東京モーターショー参加は2007年が最後でしたから…
フェラーリのないモーターショーなんて、タモさん不在のいいとも みたいなもんで…
アベノミクスで景気を良くして、今度は日本の地、また東京モーターショーで、
こういった夢のある車、世界中の外車を見てみたいものです。